多治見るこみち♫事務局ブログ

事務局ブログ第13弾♬

プログラム№01 陶磁器生産の仕事場を巡ろう!
ディープに美濃焼の街をみちくさ!

多治見市滝呂町は古くから、コーヒーカップなどの陶磁器を
生産する美濃焼の産地。

この生産工程を、歩いて巡るというプログラムに今回は同行
させていただきました!

まずは、「丸朝製陶所」さんからスタート。
ここは大量生産で全工程を製造する現場。
ち密な動きでスピーディーに動いていく機械の動きに
皆さん興味深そうに引き込まれていきます。

このプログラムの面白いのは、工程過程を逆に巡っていくということ!

最初にマグカップの完成する様子を、丸朝製陶所で見た後は
把手部分を専門に製造している「協成プロセス」さんへ。

発注数を期日までに納品するだけではなく、くっつける本体の
乾燥具合とも調整をしながら製造しないと、うまくくっつかないのだそう。
そして、本体の土の成分とも合わせるなど、他と連携しながら
製造している、という社長の話に皆さん驚かれていました。

そして細い道をあがりみえてきたのが「市原整型所」さん。

こちらは型を専門に作ってみえます。

説明いただいたご主人で3代目。すべての型が通し番号で現在は
6300番なんだとか!

把手の型が専門だそうですが、今滝呂の中では同じ分野は2軒のみに
なったそう。

どんどん同業者が減っているのが現状ではあるけれど、
この連続した同じ型を作る技術というのは、海外ではできないのだそう!

マレーシアなど世界各国の陶器の生産地からも、そのクオリティの高さ
から注文が入るのだそう。

この1つ1つの工程のクオリティの高さがあるから、
滝呂の陶磁器のクオリティは品質を保っているのですよ、
とプログラム主催者の柴田さんからも説明が入り、一同納得。

そして工程の最後として、がば鋳込みの製作現場「渡邊喜代利」さんへ。

とても手間のかかる、この製法、以前は80軒近くありましたが
こちらも今では10軒ないくらいだとか。

ここでも、製品のクオリティの高さを買われて、新青森駅の
棟方志功の陶板の型を依頼されたそう。

夫婦で完成した陶板を見に行ってきてね、というようなお話も聞かせて
いただけて、みなさんとても和やかな雰囲気で、工程過程を終了。

そして!最後にはお城がそびえたつ印象的な建物の
「吉川商店」さんへ。

実は密かにずーっと気になっていたこのお店。
ようやく足を踏み入れることができました^^

吉川さんが、滝呂の焼き物の歴史を説明してくれ、
さらに2階の美術館で明治時代の染付など貴重な製品を
見学させていただきました。

最後に、お土産とお茶をいただき、プログラム終了♪
大量生産の製品も、その工程の中は分業制で、
熟練した職人さんの手仕事で成り立っている、というのが
とってもよくわかる、中身の濃い3時間でした!

来年もきっと開催されるはずですので、ぜひ
ご参加くださいね♪

レポート担当 日比野